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No.2252008年☆「人権尊重」と「協働」の実践を!(no.225)

(08.01. 4)

 昨年は、学校の授業でたくさんの子どもたちと出会いました。下記は、高槻市立小学校の人権学習に
お呼びいただいた時の、6年生の子どもたちの感想です。
 小学生の頃は夢などなかったこと、NPOを立ち上げる前のこと、今NPOでやっていること、
「性別ではなく、人として強くやさしく生きる」ということなど、絵本・クイズ・紙芝居などを使いながらの
45分授業でした。

 「初めはNPOとはなにかわからなかった。けど、話を聞いていてすてきな事だと思う。
誰かのために自分のできることをしていきたいと思いました。NPOはお金もうけより目的を達成すること、
それが第一の考えということを聞いてすてきだなと思いました。その他にベビーシッターをしたり
ようち園から家に送ってあげたりもしていると聞きました。NPOはとてもすてきだなと思います。
そして最後の紙しばいの中に『強くやさしく生きたい』私もそんなふうに生きていけたらすてきだなと
思いました。今日の話を聞いて少し考え方がかわりました。」

 「遠矢さんは男と女、別々に生きていかずに『男女共生』で生きていこうと考えた。
ぼくも女子をいじめる時もあるけど、この言葉の意味を知って『自分も変わらんと!!』と思った。
遠矢さんは、なぜそうゆう仕事が好きかよくわかった!
人にこのことを知ってもらいたくて、この仕事に入り、わかってもらって、男も女もいっしょに
生きてゆこ?よとゆう事を知ってほしいんやと、男女の差別はいけない事だよと知って
ほしいんじゃないかとぼくは思った」

 昨今、「子どもたちに、奉仕や道徳を教育することが必要だ」と力説する人がいます。
でも、上記の感想からお分かりいただけるように、子どもたちに必要なのは、自分を含めた誰もの
人権を尊重することの重要性を学ぶこと、その実践努力を惜しまない大人たちとの出会いから
学ぶことなのだと思います。

 結局のところ、大人である私たちの生き方を省みることからしか始まらないのではないでしょうか。

 また、下記は1996年わびあいの里で平和学習をする小学生への反戦地主平和運動家であった
故:阿波根昌鴻/あはごんしょうこうさんの言葉です。
(*昨年の我が家のカレンダーに記されていた12月の言葉)

 「五本の指はすべて力が違う、形も違う、立場も違う。
だがそれぞれの指の役割は大きい。五本の指全部が協力し、理解し、団結すれば何事も簡単にできる。
だが、できたときに威張る指はない。これこそ助け合って共に生きる平和の道人間の道です。」

 一本の指では、物を掴むことはできません。でも指が協力し合えば物を掴んだり投げたりすることもできます。
単独ではなし得ないことが、協働することで実現できるというとても分かりやすいたとえ話です。
そして、できた時にどの指が一番偉いということもないのだと教えてくれる、阿波根さんの尊い教えです。

 誰もの存在意義が認められ活かされる「人権尊重」、支え合い・活かし合いによる「協働」の社会づくりを
めざすことそれらを、NPOで実現していくために、2008年もまた一歩一歩"想い"をかたちに
していきたいと思います。

 今年もご支援・ご協力・ご参画をよろしくお願いいたします。

                        2008.1.4 かえこ

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