7月14日と15日の2日間、宮崎県男女共同参画センターとの協働開催で、第7期?GCR@SEAN認定講座を無事終えることができました。
ぎりぎり、台風の影響もうけることなく、晴天の中で29名の修了認定を発行することができました。
当初、36名のお申し込みと聴講希望者があり、確認調整していただき、どうにかこうにか31名にしぼりました。
最終は、1名が欠席、1名が2日目欠席で、29名の修了認定者となりました。
GCRはグループワークでの気づきと、全体での合意形成が主になるので、残念ながら今回の参加をお断りせざるをえなかったみなさん、ぜひ次の機会にはご参加いただけたらと思います。
今回は、センターが補助を出しておられ、個人負担が抑えられたということもあり、ジェンダーについてほとんど学んだこともないという方もたくさん参加されていましたが、2日目朝の宿題の発表では面白いほど、日常からジェンダーバイアスのかかった出来事を発見してこられました。
3年前に宮崎にお呼びいただいた時も感じましたが、センター職員のみなさんの取り組みへの強い思いが、たくさんの人を引き寄せたんだと本当にありがたく思いました。
ワークの中では、多数決で物事を決めない。徹底的に話し合って、1つの見解にまとめる。
人とのかかわりの中で、自己主張が苦手な人も、他者理解が苦手な人も、それぞれのくせを受容しながら合意形成に向かっていく。
ジェンダーは性別役割規範をつくることで、ある意味ものごとの流れをスムーズにしてしまう力技。
ゆえに、多様性や自己決定は軽んじられる。
そのことを批判的に読み解くために、時間の許す限り話し合いを重んじる。
そんなことを少しでもこのGCRで体感してもらえたらなぁと、いつもわたし自身が肝に銘じている次第です。
ワーク中に、国会では安保法案が強行採決されたというニュースが流れました。
子どもたちの未来に思いをはせてではなく、大人のメンツと力による他国との共存をめざす法案。
それはまさに、ジェンダー規範で関係性をつくっていくやり方です。
多様性と個の尊重による合意形成の努力なくして、平和などあり得ない。
微力ながら、非暴力・不服従・非協力という平和主義の意味をこれからも考え続けていきたいと思いました。
限られた時間の中で、どうにかこうにか5か条をまとめ上げることができました。
1日目の夜に、情報交換会を開催していただきました。
講座は定員がいっぱいで参加できなかったという、「スクールセクシャルハラスメント」の著者の池谷孝司さんも参加してくださり、宮崎のおいしい食事をいただきながら、いろんな話ができて楽しかったです。何よりの収穫は、宮崎人はほんとうに「みやざきラブ」なんだということでした。(笑)
本当はもう1泊して、宮崎の温泉につかってから帰る予定でしたが、台風の影響で飛行機が欠航になることを心配して、終了後その日のうちの最終便に変更し帰途につきました。
せっかくなので、宮崎空港でマンゴーソフトを食べましたが、それが本当に美味しかった?♪
みなさんにもこれはおすすめです。
(余談ですが、那覇空港のソーキそばと仙台空港の牛タンそばもおすすめです!)
また、宮崎に呼んでもらえたら、今度こそ観光もしたいな・・・。
美味しいもんときれいな景色のある地域の方、どこでも参りますので、お声かけくださ?い!
もちろん、そんなものなくってもジェンダーセンスティブを広めるためには、喜んでいかせてもらいますです。はい!