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No.62小さな出会いから大きな共感へ

(03.05.13)

 コラムno.58でご紹介した「絵本100冊読んで見えてきたもの」という報告書が、
3月30日(日)付けの毎日新聞全国版で紹介され、全国各地からお申込みを
頂きその注文が100冊を超えました。
 注文して下さったのは一般の方だけでなく、教員(大学・高校他)、出版会社、
図書館、男女共同参画センター、幼稚園、保育所などなど多岐にわたる方々から
のもので、その冊数だけでなくそのことからもうれしい悲鳴を上げました。
 今回のお申込み頂いた方からの情報で、「ジェンダー・フリーで楽しむこどもと
大人の絵本」(草谷桂子著/学陽書房発行)という本が出版されていると聞き、
SEANでも購入することにしました。
 するとなんと驚くなかれ、その草谷桂子さんご本人からSEANの報告書の注文を
頂きました。報告書をお送りする際に、SEAN発行の他の報告書類の情報を
お送りしたところ、それらの追加注文と心温まるSEANへのカンパまで頂けることと
なりました。
 その上、ほとんどミーハー状態になっている私たちのところにさらなるプレゼントが
舞い込んで来ました。それは、著者である草谷さんからのご紹介ということで、
ジェンダー・フリーってなあに?(1)「プレゼントはたからもの」(2)「おきゃくさんは
いませんか?」(3)「ぼくはよわむし?」という3冊の絵本で、大月書店から献本
として送られてきました。
 早速読ませていただいた絵本の内容を読んで、またまた不思議な共感に胸が
高鳴りました。
 (1)「人はそれぞれみんな違う。ジェンダーフリーとは、男女の役割を交換する
ことでも、男女が同じになることでも、男のかわりに女が強くなることでもなく、
おたがいを大切に育みあって生きていくこと」(2)「ジェンダーにとらわれず、
女の子も男の子も芽をつまれることなく、職業について、将来について、たくさんの
夢と希望を語ってほしい」(3)「『男は強いから泣いてはいけない』と育てられた
男の子はときに、相手を腕力で屈服させることで強さを示そうとするかもしれない。
ジェンダー・フリーとは、対等な人間関係を築くもの」とあとがきに記されています。
 これらの内容は、中学生を対象に昨年度開発し学校で実施しているSEAN G-Free
プログラムの中身そのものだったからです。
 偶然のちょっとしたきっかけから草谷さんと出会い、共感する思いを確認しあえた
ことが、私たちの取り組みが間違っていないという確信になり、活動を続けていく
ための大きなエネルギーとなりました。
 このままでは止められない。ついつい調子に乗って、今年度も引続きSEAN絵本
調査プロジェクトを立ち上げ、年度末には第2弾の報告書をと思っています。
 みなさん、どうぞお楽しみに!
                                      2003.5.15 かえこ

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