(03.06. 1)
こういう活動をしていると、本当にたくさんの人との出会いを
得ることができます。先だってようやく名刺入れを大きなものに
替えたところですが、もうすでに収まりきらなくなってしまいました。
様々な社会問題を大きな視点でとらえると、どの取り組みにも
片足を突っ込むことになり、その切り口ごとに人とのつながりも
広がります。また、インターネットを媒介にすれば、地域を越えて
のひろがりも生まれていきます。
「ジェンダー」という共通言語が通用する人たちとの枠を越え、
例えば「
NPO」「子ども」「平和」「福祉」「教育」「経済」「政治」といったキーワードで人とつながることや、例えば女と男やそこに
属さないセクシュアリティの人たち、また市民と行政職員などの
異なった立場で生きている人たちと出会いつながることが、
様々な問題を解決するための糸口になるのではないかと思っています。
多くの人と出会う中で、初めてお会いしただけで直感的に
共感しあえると感じる出逢いもあり、これからもきっと何かの形で
つながっていくものと確信する場合がありますが、同じ思いを
相手の方から聞かせて頂く時などは、必然的に起こっている
不思議な縁を感じることさえあります。
名刺のメールアドレスを頼りに、その名の通り「勝手にSEAねっと通信」を
送り付けながらも、元来小心者の私は内心「迷惑だ!」と拒絶されるのでは
ないかとびくびくしたりもしています。
そんなリスクも覚悟の上、一か八かの思いで送信し続ける中で
共感の輪を広げ具体的行動へとつないでいくことを目指しつつも、
自分でもどこでお会いしたかさえ思い出せない方から、
「いつもメール読んでますよ。」とにこやかに声をかけて頂く事もあり、
思い出せないでいる自分にもどかしさを覚える事もあります。
人との出会いとつながりは不可能を可能にする力と信じ、
必然的に生まれゆく小さな出逢いを丁寧につなげていければ、
きっと社会変革を生み出す力になるとひそかに野望を抱きつつ、
6月8日(日)総会終了後に公開イベントを実施します。 国際戦犯法廷の兵庫公聴会に参加した時、
VAWW-NET Japanの柳本祐加子さんと
RAFIQの若者たちの報告を聞き、いたく感激し是非機会を作りこの心を揺さぶられる感覚をみなさんとも
共有したいとの思いを今回実現できることとなりました。
小さな出会いを大きな輪に広げていくために、みなさんぜひぜひ
ご参加下さい!これからの社会のあり方を、共に模索していければと思います。
くわしくは、HPのイベント情報ページをご覧になるか、
station@npo-sean.orgまで
お問合せいただければと思います。
2003.6.1 かえこ