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No.男女共同参画社会と高齢者福祉

(11.06. 8)

「男女共同参画社会」ってどんな社会って尋ねたら、
「ワークライフバランス」「女性の社会進出」
「男性の子育て参加」なんて言葉がかえってくる。

「男女共同参画社会」って、
性別にかかわらず、
すべての人がありのままを肯定され、
存在意義が認められ
他者から必要とされ
責任を分かち合う中で、
自ら幸福追求していける社会のことだ。

生物学的な性別も単純に2分化できないし、
自分で選んで生れてきたわけではない性別によって、
自己決定権が侵害されてはならないし、
命の重さ自体を軽んじられることがあってはならないからだ。

性別だけでなく、子どもや高齢者といった年齢によって、
あるいは障がいの有無によって、
あるいは住んでいるところや、
貧富の差によっても、
不公正が生じたり、不必要な支配構造が生れ、
それを使って人権侵害がおこっている。

いま、社会はこれまで経験したことがない
少子高齢社会が到来している。

高齢者の人口率が高くなっている中、
母が祖母を介護していた頃は、
介護サービスなどほとんど存在せず、
介護は嫁役割とみるジェンダーが根強かった。
そのことを思えば、サービスの選択肢はとても増えており、
それはそれでありがたい。

でも、高齢者にとって
「他者から必要とされ
責任を分かち合う中で、
自ら幸福追求していける」
状況は保障されているのだろうか。

人間の尊厳を踏みにじらないために、
最も必要なことは生命の維持であることは間違いない。
その上で、生きる意味・証として、
他者に必要とされ、社会の中で存在意義が
認められることをわたしたち人間は根源の欲求として
持っているのではないだろうか。

わたし自身が老いと向き合う年齢になって、
男女共同参画と高齢福祉を結びつけて
考え始めている。

まだまだ、からだも元気、気力もある高齢者が
可能な限り人とのつながりの中で
生きがいを見いだせる事業を
SEANで取り組めないかと思案中である。

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