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No.ジェンダー平等教育を通して見えてくる子どもたちの現状

(11.12. 7)

ここのところ講座が続いている。
事務所の引っ越しや新しい公共事業の取り組みなどで、
かなり疲労感が強い。

それでも、講師の依頼があるうちは1つでも多くの講座をこなして、
ジェンダーの問題点を共有できる人の輪を広げていきたいと思っている。

子どもたちのジェンダーバイアスは思いのほかきつい。

「問題など存在しないし、男女共同参画などは取り組む必要がない。」
という人たちは、子どもたちが今どんな価値観にとらわれているかを
きちんととらえてほしい。

「男は弱くあってはいけない」
「女の子はかわいくがいいんだ」
「そうじゃないと笑われる」
「おとうさんから『男は泣くなって!』いつも言われる」

子どもたちの口から、驚くような言葉が飛び出す。

男の子でも女の子でも、泣いた方がいい時は泣けばいいし
泣かずに踏ん張った方がいいと思う時は泣かずに踏ん張るのがいい。

子ども同士の中にも「え?!お前それでも男か?」という言葉が飛び交う。

そんな現場を見るにつけ、DVを生み出す価値観が
培養されているのではないかと思えてならない。
「男は何が何でも強くなって、女をリードし養わなければならない」
「女はかわいさを磨き、男たちの世話をしなければならない」

生まれたての赤ちゃんには、価値観などは備わっていない。
そのあかちゃんに無用な価値観を植え付けているのは、
他でもない私たち大人社会なのだ。
赤ちゃんの将来を案じながらも、無用な価値観を良かれと思い
植え受けてしまっている現実が悲しい。

たまたま生まれ持った性別によって、その子の持って生まれた存在意義が
否定されることがあってはならない。

わたしの大切なありのままのこころとからだ
あなたの大切なありのままのこころとからだ

それらがお互いに尊重しあえる社会をめざして
とりくみを続け、広げていきたい。

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