「アナと雪の女王」を3Dで観てきた。
透き通った氷の描写がとてもきれいだった。
私は2女を育てたもんだから、2人の育ちには想いが重なる。
自分が持つ力への恐れが、自分を閉じ込める。
それは多くの女性たちの思いと共通しているようにも思える。
コントロールできない大きな力が、時には大事な人を傷つける。
でも、その傷つけてしまった心を溶かすのも、自分の愛という力。
恐れを抱き、力を閉じ込めていたら、道は開けはしない。
恋愛だけがすべてじゃないっていう描き方には共感するけど、
アナにはもう少し主体性を持った恋愛をしてもらいたかったな。
凍りついたアナを溶かしたのが、安易なキスでなかったあたりは好感が持てるな。
脇役は全員男たち。
良い奴と悪い奴が極端に描かれてるあたりは、
これまでの女たちの役割とやや酷似ぎみ。
ただ、誰も死なないのがよかった。
「Let it Go」はいい歌なんだけど、帰ってからYou tubeで何度か聞いて、
吹き替えで唄われている日本語訳がちょっとな?って思った。
「真っ白な世界にひとりの私
風が心にささやくの このままじゃダメなんだと とまどい傷つき」
こういう弱弱しさ、いらないんじゃないのかな・・・。
「善悪やルールに縛られずに 私は自由」
「理想の娘はもういない」
英語版のこういうニュアンスの方が私は好きだな。
You tube動画の歌詞から
◆Let it Go (英語版歌詞)
https://www.youtube.com/watch?v=bvvxdie1F5khttps://www.youtube.com/watch?v=JHiRiCGl3NM◆ありのままで(日本語版歌詞)
https://www.youtube.com/watch?v=cvj3-MZO9TwPS
最初に流れる、ミッキーとミニーの短い動画は好きじゃないな。
いじめっこを徹底的にみんなでやっつけるお決まりのやつ・・・。
なんか後味悪いわ。。。