(11.07.26)
ありのままの性を生きたい! 7月25日(月) 参加30名
トランスを選んだことでぶちあたった「壁」
ゲスト:黒田綾さん(トランスカフェAYA主宰)
清水尚美さん・執行弘幸さん(NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会メンバー)
インタビュアー:遠矢家永子
それぞれの立ち位置で、経験してきたこと、感じていること、
考えていることをお話いただいた。
トランスを選んだことから、パワハラを受け、転職せざるを得なくなる、
選べる仕事の枠も限られる。
「私はいいんですけどね。お客さんが嫌がられるのでね」と
切り捨てられていく。
マイノリティもエリートでなければ生きてはいけない。
ロールモデルとなる生き方がない。
子どもがゲイを、トランスを、カミングアウトした。
その生き方に寄り添いながら、取り組んできた活動。
誰もに保障されるはずの人権を獲得するために、
頑張らなければならないマイノリティの現状。
後半の約1時間は、会場からの質問や感想に答えてもらいながら進行した。
会場とのやりとりは時間いっぱいまで続けられた。
<コミュニケーション用紙から>
「セクシュアルマイノリティの話を詳しく聞いたことがなかったので、
今日はいろいろ考えることがありました。
労働、教育、育児・・・いろんなところに問題がある。
社会の問題だけではないのですね。」
「就労の話で、これはぜーったいみんな知らんといかんことやと思いました。
清水さんの教育現場への発信がすごーくいい!!と思いました。
『セクマイの人が、プライベートの性指向のことを公に話すように
強要されてる』って目からうろこ。
個人的なことは政治的なこと。」
午後は、11名が参加して、3時ごろまでいろんな話をした。
立ち位置の違いから、多少エキサイティングした場面もあったが、
言いたいことを言い合えたことで、最後は和気あいあいと
話ができたのではないだろうか。
次回は、8月1日(月)10時?12時
子どものセクシュアル・アイデンティティを育もう!
[午後の部] 10時?12時
高槻市総合市民交流センター第4会議室 資料代800円
1)セクシュアリティに関する子どもたちの本音
?アンケートを通して見えてくること? 遠矢家永子
2)「女子高生になれなかった少年」の著書に聞く
佐倉智美さん(佐倉ジェンダー研究所主宰)
3)DVD教材視聴「セクシュアル・マイノリティ理解のために」
?子どもたちの学校生活とこころを守る?
*制作:"共生社会をつくる"セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク
このDVDは2009年度男女共同参画センター横浜の助成を得て
作成されたものです
4)フリートーク
[午後の部] 13時?15時 *午前の部参加者のみ、自由参加
はーとdeトーク 大人の責任ってなんだろう?
*当日でも参加できますが、念のためお申込ください。
下記、メールかFAXに、参加希望日、お名前、連絡先、
申込動機、所属などを記入の上、SEAN事務局までお申込ください。