2015年3月21日(土)22日(日)
主催 SEAN サポート部門「とんがらし」
会場 「生きがい工房」
修了認定者 10名
修了生の感想
・学びと実践につなげていくためのルール作りの中でこの講座が”自由な意見の発言、内容を全員で検討する場”であることがよく理解できた。
人権を考える、では”情報力(本当のことを知ること)””想像力”という二つのキーワードを学べて収穫だった。
・人としての強さ、やさしさ、生き方を意識してみると、すごくナチュラルな感じがすると思いました。
「強さ=やさしさ」なるほど!!
個としての区別はありだけど、集団としての区別は危険、とても理解しやすいなと思います。常に「人として」と考えてみようと思います。・感情のワークは以前も何度が他の先生のところで受けた事があり、怒りの感情も悪くないと学びましたが、今回、ジェンダーの視点で学べたことがありがたかったです。生まれながらにしての”スリコミ”というか、こうあるべきという価値観で育てられた子どもは、表現する機会もなく、たまった感情のはけ口が、いじめや犯罪などにつながっている気がします。全てではないけど、人間らしい生き方というのを教わっている子どもはいないように思う。子ども時代の大人の関わりは、とても大事なのだと改めて実感しました。絵本もいろいろと紹介してもらって良かったです。今後の活動に役立てていきたいと思います。
<1日目>
◆より深い学びを得るための心得
1. 違う意見も言える。安心できる場をつくる
2. ちょっとだけ無理して発言する
3. 相手の考えを尊重し、自分の考えも尊重する
4. 価値観の違いに気づく
<2日目>
◆子どもをエンパワーする大人の関わり方5か条
1. 子どもは権利の主体
2. 「みんなちがっていい。そのままのあなたを大切に」
3.「男の子」「女の子」の枠組みにとらわれず
想像力を働かせ自分のこととして、人権感覚を磨く
4. 子どもが安心して、意見表明できる環境をつくる
5.私が無関心であったことに気づき、
学んだことを発信してつなげていく