2015年9月19 日(土)・20日(日)
協働開催 一般社団法人 八尾市人権協会
会場 プリズムホール 4F研修室
修了認定者 15名
<修了生の感想>
・何気ない言葉・一言が積み重なると、知らない間に『男』『女』とは!などのジェンダーを作り上げてしまうんだと思うと、本当に自分のフィルターを知ることの大切さを実感。
・お疲れさまでした。2日間、頭を使いたくさん考えました。パンク中です。自分としては、ジェンダーにものすごくひっかかる人生を歩んできたので、自分の子どもには、性別にはこだわらず育んできたつもりですが、まだまだ、とらわれている自分に気づきました。これから、どうしようという所でございます。
・依存からの自立、目からうろこでした。5か条(をまとめ上げることは)、難しかったですが、素晴らしいものができてよかったです。実践していきたいです。なぞがとけた部分、おとせた部分、おとせてない部分いろいろですが、この2日で得たものは大きい実感があります。気づきの2日でした。また、つながれることを楽しみにしています。
・自分の思い、考え方を発言すること、違ったっていいし、確かめたっていいし、聞いていたっていいし、という安心の場であった!「安心な場を、子どもにつくること」を難しいと捉えずに、議論を重ね実現できる。
自分の価値感(観)は、まずは私が受入れ認める。感情も受けとめる。その上で、考え、行動する。
私の責任とは、子どもも私も、安心の場において、想いを語り、子どもが自分の生き方をみつけていけるよう寄り添い続けること。
<1日目>
◆より深い学びを得るための心得
1.尊重
2.傾聴
3.守秘
4.感情・意見をI(アイ)メッセージで表現する
5.分からないことや疑問を素直にたずねる
6.意見の違いをおそれず受けとめる
7.これからも話せる関係をつくる
<2日目>
◆子どもをエンパワーする大人の関わり方5か条
1.存在そのものを無条件に受容する
2.子どもの考えを聴き、一緒に考え、自己決定を尊重する
3.子どもを権利の主体とするロールモデルに自分たちがなる
4.自分の中のフィルターに気づき、社会のジェンダー規範に敏感になる
5.ネットワークで学び続けて、多様性が認められる社会をつくる