はや梅雨入りしましたが、いかがお過ごしですか。

 さて、法人設立20周年を迎えたNPO法人SEANの第21回通常総会は、オンラインで無事終了いたしました。 

  20年を振り返りますと、お出会いした方々、子どもたち、親御さん、埼玉のヌエック(教育女性会館)でお会いした全国の人々…そして助成金を申請して行なった子育て支援に始まる事業の数々、夏の暑い暑い高槻まつりに出店して売り上げを稼いだこと…居場所と役割づくりの拠点施設「生きがい工房」で開催した数々のイベント、2012年から会場提供した高槻JAZZ STREET、年2回開催したハンドメイド1DAYショップ(にゃんにゃんDAY)などなど、さまざまなことが思い出されます。 つくづくみなさまに支えられてきたSEANでした。

 総会資料の会員・寄付者のお名前を拝見しますと、長年、SEANを支えてくださっている会員の一人ひとりのお顔、出逢ったときのことが思い浮かびます。昨年は「生きがい工房」を閉所するのに伴い、たくさんの方々にご協力いただきました。ありがとうございました。 

 さて、20周年記念Yearに何をするか。新型コロナウィルスの緊急事態宣言が延長されるかもしれない中では、人が集まる企画はできませんので、この時期にじっくり腰を据えて、SEANの理念に即した事業の展開と持続可能な組織力の強化をめざします。 保育サポート部門「とんがらし」の有償ワーカーによる相互支援事業、教育部門「G-Free」の学校への出前授業、「相談部門」のポルノ被害相談、オンラインによるカウンセリングをはじめ、新しく開設された「ダイバーシティ部門」も展開していきます。 また広報戦略の一環として、パンフレットの作成とHPのブラッシュアップを図ります。

 20周年記念Yearの事業としては地味ですが、会報「SEAねっと!」の10月発行号を「20周年記念特集号」にしたいと思います。どうぞ、お声をお寄せください。

  そして、これからもよろしくお願いいたします。引き続き、正会員、賛助会員、ご寄付を募集しています。ともにありのままが大切にされる男女共同参画社会の実現と誰もが人権を認められ、エンパワーされる社会づくりに寄与していきましょう。(理事長 小川真知子)