梅雨が明け、セミの声がにぎやかになり、一気に「夏」を感じますね。
学校も夏休みに入り、「あーこれから毎日お昼のお弁当を準備しないといけないなー」と給食のありがたさをひしひしと感じています。
コロナ禍ではありましたが、教育部門G-Freeではプログラムの出前授業を小学校、中学校で実施させていただきました。クイズを考えたり、DVDをみたり、言葉カードや感情サイコロ、劇を子どもたちと一緒にしながらジェンダーの知識や権利について考える小学生対象の「みんな活き活きプログラム」を4校14クラス 、中学生向けプログラムは、5校28クラスに届けることができました。
子どもたちは本当にパワーがいっぱいです。子どもたちに直接かかわれることで私たちスタッフも元気がもらえています。
小学4年生の感想を一部ご紹介します。
・男の子と女子にだってきまりはないということがいんしょうにのこっています。「男の子だってないていい。」「女の子だって、いっていい。」と聞いたときに、わたしは、自分にじしんがもてました。じゅぎょうほんとうに楽しかったです。
・気持ちにフタをしたら自分が悲しくなるだけだから自分の気持ちにフタをしないようにしようと思いました。自分はがまんして友達だけにやさしくすることは「なかよし」といわないということを初めてしりました。これからは、友達も自分も、もっと大事にしようと思いました。
・「気持ちにフタ」をすることで自分をごまかすと自分にやさしくないことを知ってうれしかったです。 素敵な感想がいっぱいでちゃんと伝わっているな?とうれしく感じます。
2学期、3学期もたくさん出前授業の予定があります。どんどん増えるニーズに応えられるようにスタッフを増やしたいと、デートDV予防教育ワークスタッフ養成講座を7月31日、8月31日に実施します。 子どもたちに関わりたい方、自分を大切にする権利や暴力の連鎖等プログラムに興味のある方、ぜひご参加ください。仲間になって一緒にプログラムを届けませんか? (理事 戎 多麻枝)